tkm_71のブログ

自分のための備考録みたいなものです。

ConoHaでVPSを借りて、SSH接続などの初期設定

先日ConohaでVPSを借りて、公開鍵認証でログインできるようになどしようとしたのですが、なかなかうまく行かず地味に時間がかかってしまった…
とりあえずやったことだけまとめておく。

今回やったこと

以下をやりました。

  • root以外のユーザを作る
  • SSH接続(公開鍵認証で接続)
  • パスワード認証をできなくする
  • rootからログインできないようにする
  • SSH接続するportを22から変更

以上は、以下の記事を参考にさせて頂きました。ありがとうございました!
[1] ConohaにVPSを設置して、SSHログイン、ポート番号変更、rootログイン禁止までを30分で! - Qiita
[2] ヾ(o゚ω゚o)ノ゙ConoHaちゃんに作業用ユーザ追加してssh接続するやで! - Qiita


まず下準備
  • Conohaコントロールパネルで、IPアドレスを調べておく
  • Conohaコントロールパネルからコンソールを起動しておく

(コンソールでやる必要は別にないと思いますよ)



一旦パスワード認証でSSH接続してみる

以下を打ち込んで、接続確認。

$ ssh root@aaa.bbb.ccc.ddd -p 22
//パスワード聞かれるので、サーバ構築時に設定した9桁以上(だったはず)のパスワードを入れる

とりあえずログインできた。


root以外のユーザを作る

galileo」というガリレオさんのユーザを作ることにします。

$ adduser galileo
$ passwd galileo
$ gpasswd -a galileo wheel

ユーザ作れた!

$ su galileo

これで作ったユーザでログイン。

[galileo@aaa-bbb-ccc-ddd ~]$

のようになっていれば、ログインできてるので、とりあえず以下でsudoできるかなどを確認

$ sudo echo "galileo now!!"

//rootになるか確認
$su
//rootになれるの確認したら戻ってきてね
$su galileo

これでとりあえずユーザできたのでよいよい。


SSH接続(公開鍵認証で接続)

次は公開鍵認証でSSHできるようにします。

$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config 

sshd_configを編集します。

そこそこ文字数多いので、viでうまいこと検索かけて以下のようにする。

//#←コメントついてたら消して、noならyesに
RSAAuthentication yes

//#←コメントついてたら消して、noならyesに
PubkeyAuthentication yes

//元々これになってたのでOK
AuthorizedKeysFile      .ssh/authorized_keys

終わったらこれで再起動

$ sudo service sshd restart

以上で公開鍵認証は使える設定になった気がするので、あとは秘密鍵と公開鍵を用意する。
このへんあまり知らないけど、基本的にはローカルPCで作って、公開鍵をVPS上に置くのが普通らしい?

ということで、一旦ローカルPCに戻ります。自分の場合はMacなので、Terminalを開く。

そして以下にディレクトリを作る。あるなら大丈夫だと思う。

cd ~/
mkdir .ssh

こんな感じにできた「/Users/galileo/.ssh」作った。
そしたら、.sshに移動して、公開鍵と秘密鍵を作る。

$ cd ~/.ssh
$ ssh-keygen -t rsa -b 2048

ファイル名や、パスフレーズを聞かれるのでそのへんは適当に。

すると以下のようなのができる。

$ ls 
id_rsa		id_rsa.pub

.pubが公開鍵で、付いてないほうが秘密鍵
公開鍵はVPS上においてくる。

以下で、公開鍵をVPS上においてきます。
と、その前にまたコンソールに戻り、以下で新しく作ったユーザのホームディレクトリに.sshディレクトリを作成。

//以下は新しく作ったroot以外の自分用のユーザで行った
$ cd ~/           //  これで/home/galileoに移動
$ mkdir .ssh
$ chmod 700 .ssh
$ cd .ssh
$ pwd            //  /home/galileo/.sshになってればOK

あとは「/home/galileo/.ssh」にローカル(Mac)から公開鍵を設置するだけ。

ローカル(Mac)に戻ります。
そして以下を実行。

$ sudo scp id_rsa.pub galileo@aaa.bbb.ccc.ddd:/home/galileo/.ssh

これで、VPS上に公開鍵を置けたので、再度VPSで作業します。(コンソールに戻る)

ここで、少し前に以下のコマンドで「AuthorizedKeysFile」を「.ssh/authorized_keys」としているので、
ファイル名を変更します。

============再掲=============

$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config 
//元々これになってたのでOK
AuthorizedKeysFile      .ssh/authorized_keys

=============================

$ mv id_rsa.pub authorized_keys
$ chmod 600 authorized_keys

これで以下のコマンド叩けば、新しく作ったユーザでパスワード認証ではなく、公開鍵認証でSSHできるはず!

$ ssh galileo@aaa.bbb.ccc.ddd -p 22
パスワード認証をできなくする

変える場所は一箇所。

$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config 

をもう一度開いて、

//#←コメントついてたら消して、yesならnoに
PasswordAuthentication no
$ sudo service sshd restart
rootからログインできないようにする

パスワード認証できなくする、とほぼおなじ感じに。
変える場所は一箇所。

$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config 

をもう一度開いて、

//#←コメントついてたら消して、yesならnoに
PermitRootLogin no 
$ sudo service sshd restart
SSH接続するportを22から変更
$ sudo yum install iptables-services

iptablesをインストール。

$ sudo vi /etc/sysconfig/iptables

を開いて、

//以下の22の部分を
-A INPUT -p tcp -m state --state NEW -m tcp --dport 22 -j ACCEPT

//こんな感じに使いたいポート番号に変更。
-A INPUT -p tcp -m state --state NEW -m tcp --dport 10022 -j ACCEPT
//iptablesを再起動
$ sudo service iptables restart

もう一点変更します。
何度も編集していますが、再度以下を編集!

$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config 
//「Port」で検索して、22になっている所を変更。
// #が付いてコメントになっていたらそれを取る。
Port 10022
$ sudo service sshd restart
$ ssh galileo@aaa.bbb.ccc.ddd -p 10022

で接続できた!!

接続を簡単にしましょう

ここまででだいたいOKだけど、ローカル(Mac)から接続を楽にするために、
「~/.ssh/config」を書きます。

ローカルPCに戻ったら、

「~/.ssh/config」

#ConoHa
Host conoha
  HostName aaa.bbb.ccc.ddd
    User galileo
	Port 10022
	IdentityFile ~/.ssh/id_rsa

を書いて保存しておく。

これで、ローカルPC(Mac)から

$ ssh conoha

とやれば、galileoで(公開鍵認証で)簡単にSSH接続できました!


ふー疲れた

とりあえず、VPSを借りてみたのでこれから勉強にもなるので、色々やっていきたいですな。


上にも書きましたが、本当に参考にさせて頂いてわかりやすかったので、以下の記事を再掲。
[1] ConohaにVPSを設置して、SSHログイン、ポート番号変更、rootログイン禁止までを30分で! - Qiita
[2] ヾ(o゚ω゚o)ノ゙ConoHaちゃんに作業用ユーザ追加してssh接続するやで! - Qiita