ConoHaでVPSを借りて、SSH接続などの初期設定
先日ConohaでVPSを借りて、公開鍵認証でログインできるようになどしようとしたのですが、なかなかうまく行かず地味に時間がかかってしまった…
とりあえずやったことだけまとめておく。
今回やったこと
以下をやりました。
以上は、以下の記事を参考にさせて頂きました。ありがとうございました!
[1] ConohaにVPSを設置して、SSHログイン、ポート番号変更、rootログイン禁止までを30分で! - Qiita
[2] ヾ(o゚ω゚o)ノ゙ConoHaちゃんに作業用ユーザ追加してssh接続するやで! - Qiita
一旦パスワード認証でSSH接続してみる
以下を打ち込んで、接続確認。
$ ssh root@aaa.bbb.ccc.ddd -p 22 //パスワード聞かれるので、サーバ構築時に設定した9桁以上(だったはず)のパスワードを入れる
とりあえずログインできた。
root以外のユーザを作る
「galileo」というガリレオさんのユーザを作ることにします。
$ adduser galileo $ passwd galileo $ gpasswd -a galileo wheel
ユーザ作れた!
$ su galileo
これで作ったユーザでログイン。
[galileo@aaa-bbb-ccc-ddd ~]$
のようになっていれば、ログインできてるので、とりあえず以下でsudoできるかなどを確認
$ sudo echo "galileo now!!" //rootになるか確認 $su //rootになれるの確認したら戻ってきてね $su galileo
これでとりあえずユーザできたのでよいよい。
SSH接続(公開鍵認証で接続)
次は公開鍵認証でSSHできるようにします。
$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config
でsshd_configを編集します。
そこそこ文字数多いので、viでうまいこと検索かけて以下のようにする。
//#←コメントついてたら消して、noならyesに RSAAuthentication yes //#←コメントついてたら消して、noならyesに PubkeyAuthentication yes //元々これになってたのでOK AuthorizedKeysFile .ssh/authorized_keys
終わったらこれで再起動
$ sudo service sshd restart
以上で公開鍵認証は使える設定になった気がするので、あとは秘密鍵と公開鍵を用意する。
このへんあまり知らないけど、基本的にはローカルPCで作って、公開鍵をVPS上に置くのが普通らしい?
ということで、一旦ローカルPCに戻ります。自分の場合はMacなので、Terminalを開く。
そして以下にディレクトリを作る。あるなら大丈夫だと思う。
cd ~/ mkdir .ssh
こんな感じにできた「/Users/galileo/.ssh」作った。
そしたら、.sshに移動して、公開鍵と秘密鍵を作る。
$ cd ~/.ssh $ ssh-keygen -t rsa -b 2048
ファイル名や、パスフレーズを聞かれるのでそのへんは適当に。
すると以下のようなのができる。
$ ls id_rsa id_rsa.pub
.pubが公開鍵で、付いてないほうが秘密鍵。
公開鍵はVPS上においてくる。
以下で、公開鍵をVPS上においてきます。
と、その前にまたコンソールに戻り、以下で新しく作ったユーザのホームディレクトリに.sshディレクトリを作成。
//以下は新しく作ったroot以外の自分用のユーザで行った $ cd ~/ // これで/home/galileoに移動 $ mkdir .ssh $ chmod 700 .ssh $ cd .ssh $ pwd // /home/galileo/.sshになってればOK
あとは「/home/galileo/.ssh」にローカル(Mac)から公開鍵を設置するだけ。
ローカル(Mac)に戻ります。
そして以下を実行。
$ sudo scp id_rsa.pub galileo@aaa.bbb.ccc.ddd:/home/galileo/.ssh
これで、VPS上に公開鍵を置けたので、再度VPSで作業します。(コンソールに戻る)
ここで、少し前に以下のコマンドで「AuthorizedKeysFile」を「.ssh/authorized_keys」としているので、
ファイル名を変更します。
============再掲=============
$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config
//元々これになってたのでOK AuthorizedKeysFile .ssh/authorized_keys
=============================
$ mv id_rsa.pub authorized_keys $ chmod 600 authorized_keys
これで以下のコマンド叩けば、新しく作ったユーザでパスワード認証ではなく、公開鍵認証でSSHできるはず!
$ ssh galileo@aaa.bbb.ccc.ddd -p 22
パスワード認証をできなくする
変える場所は一箇所。
$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config
をもう一度開いて、
//#←コメントついてたら消して、yesならnoに PasswordAuthentication no
$ sudo service sshd restart
rootからログインできないようにする
パスワード認証できなくする、とほぼおなじ感じに。
変える場所は一箇所。
$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config
をもう一度開いて、
//#←コメントついてたら消して、yesならnoに PermitRootLogin no
$ sudo service sshd restart
SSH接続するportを22から変更
$ sudo yum install iptables-services
でiptablesをインストール。
$ sudo vi /etc/sysconfig/iptables
を開いて、
//以下の22の部分を -A INPUT -p tcp -m state --state NEW -m tcp --dport 22 -j ACCEPT //こんな感じに使いたいポート番号に変更。 -A INPUT -p tcp -m state --state NEW -m tcp --dport 10022 -j ACCEPT
//iptablesを再起動 $ sudo service iptables restart
もう一点変更します。
何度も編集していますが、再度以下を編集!
$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config
//「Port」で検索して、22になっている所を変更。 // #が付いてコメントになっていたらそれを取る。 Port 10022
$ sudo service sshd restart
$ ssh galileo@aaa.bbb.ccc.ddd -p 10022
で接続できた!!
接続を簡単にしましょう
ここまででだいたいOKだけど、ローカル(Mac)から接続を楽にするために、
「~/.ssh/config」を書きます。
ローカルPCに戻ったら、
「~/.ssh/config」
#ConoHa Host conoha HostName aaa.bbb.ccc.ddd User galileo Port 10022 IdentityFile ~/.ssh/id_rsa
を書いて保存しておく。
これで、ローカルPC(Mac)から
$ ssh conoha
ふー疲れた
とりあえず、VPSを借りてみたのでこれから勉強にもなるので、色々やっていきたいですな。
上にも書きましたが、本当に参考にさせて頂いてわかりやすかったので、以下の記事を再掲。
[1] ConohaにVPSを設置して、SSHログイン、ポート番号変更、rootログイン禁止までを30分で! - Qiita
[2] ヾ(o゚ω゚o)ノ゙ConoHaちゃんに作業用ユーザ追加してssh接続するやで! - Qiita